いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
8月28日(金)豪ドル/円
基調
底堅い
目先の注目材料
・8/28 安倍首相会見
・主要国株価、国際商品価格
安倍首相辞任の影響は一時的か
本日の豪ドル/円は一時77.96円前後まで上伸して2019年5月以来の高値を更新したが、その後、安倍首相が辞任の意向を示したとの報道を受けて日経平均株価が急落すると77.37円前後まで急反落した。
この後17時から安倍首相が会見を行う予定で、海外勢の反応が注目される。
アベノミクス終了との観測が広がれば円買い主導で下値模索の動きが強まってもおかしくないが、欧米株が堅調地合いを維持すれば下値は限られそうだ。
欧米株式市場が、安倍首相の辞任を売り材料視する公算は小さいだろう。
それよりも昨日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による緩和長期化宣言(インフレ上振れ容認)を重視する公算が大きいのではないだろうか。
豪ドル/円は、2カ月以上に渡り上値を抑えてきた76円台後半の抵抗を突破した事で上昇に弾みが付いた面が強い。
この76円台後半を下回らない限り上昇トレンドは崩れないと考えられる。
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