メキシコ中銀は26日に公表した四半期インフレリポートで2020年と21年の成長率見通しを大幅に下方修正した。最悪のシナリオではメキシコ経済が2020年に12.8%縮小するとの予想を示した。5月時点の予想は8.8%減だった。2021年についても最悪で1.3%の拡大に留まる見通しとした。一方、インフレ率は2021年4-6月期(第2四半期)の見通しを4.0%から4.2%に小幅に引き上げた。
なお、中銀の発表を受けてペソは一時弱含んだが、米国株が上昇する中で下げ渋った。市場は、新型コロナ治療薬への期待などから悲観には傾いていない模様だ。
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