いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
8月18日(火)NZドル/円
基調
下値不安
目先の注目材料
・8/19 NZ4-6月期生産者物価指数
・主要国株価、国際商品価格
マイナス金利観測で1か月半ぶり安値
NZドル/円が弱含んでいる。
本日の東京市場では一時69.04円前後まで下落して6月30日以来の安値を付ける場面もあった。
先週12日にNZ中銀(RBNZ)が量的緩和を拡大した上で、マイナス金利の導入や外国資産の購入を追加緩和の選択肢として挙げた事が足元のNZドル安の引き金だ。
そうした中、本日は豪大手銀のANZ銀行がRBNZの政策見通しについて2021年4月にマイナス金利を導入するとの予想を示した事が話題となっている。
ANZ銀行マイナス金利の早期導入観測が浮上しているだけに、明朝発表のNZ4-6月期生産者物価指数にも普段以上の注目が集まりそうだ。
NZドル/円相場は、心理的節目の69.00円を割り込めば6月のサポート水準である68.20円前後まで下値余地が広がる事になる。
本日から明日にかけては69.00円をめぐる攻防に注目したい。
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