2020年8月5日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は小反落。下げ余力の強いものではありませんが、短期トレンドの変化が認められないので戻り売り方針継続とします。一方で105.00±10銭以下に強い抵抗が控えており、続落した場合でも105.00以下の売りは慎重に。 106.50超えで終えれば下値リスクがやや後退。107.30超えで終えれば短期トレンドが変化して、上値余地が若干拡がり易くなります。この場合でも108.00超えの抵抗が厚く、108.50-60の抵抗を上抜けて終えない限り、短期トレンドは“ドル強気”に変化しません。逆に104.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、104円割れで終えた場合は102円近辺までの一段のドル下落リスクが生じます。 ドル買いは104.80-90の押し目待ちとします。損切りは浅い場合で104.30、深い場合は新たな下落リスクが生ずる103.90に置く必要があります。ドル売りは106.10-20で戻り売り。損切りは“ニュートラル”な状態に戻す106.60で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は106.10-20、106.40-50、107.00-10に、下値抵抗は105.00±10銭、104.60-70、104.00-10にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は実体が小さく寄せ線に近い形の足で終えています。下値を切り上げていますが、強い上昇エネルギーも感じられないので、買いは124.10-20の押し目待ちとします。損切りは123.40で一旦撤退です。売りは様子見です。やや強い上値抵抗が125.10-20、125.40-50にあります。短期トレンドは123円割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】： 1.18台の強い上値抵抗に注意。
ユーロ/ドルは小反発。下値を切り上げる流れを維持していますが、週足の上値抵抗を抜けておらず、1.19台を回復して終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。買いは1.1720-30で軽く買って1.1690で浅めに撤退するか、1.1650-60の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.1590で撤退です。1.1700割れで終えた場合は日足の形状が悪化するので、買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。売りは1.1870-80で戻り売り。損切りは1.1920で撤退です。
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