いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
7月31日(金)ポンド/ドル
基調
波乱含み
目先の注目材料
・7/31 米6月PCE、米6月PCEデフレーター
・主要国株価、国際商品価格、米長期金利
日足11連騰なるか
ポンドがドル安の影響で強含んでいる。
ポンド/ドル相場は本日、1.3140ドル前後まで上値を伸ばして3月9日以来の高値を付けた。
月内の米国株の堅調推移を踏まえ、国際投資家の投資再配分(リバランス)はドル売りに傾くとの見方が多い中、欧米市場でもポンド高・ドル安が加速する可能性があろう。
日足ボリンジャーの+2シグマを足元で上回るなどテクニカル的には過熱感もあるが、1.32ドル台に乗せれば年初来高値(1.3266ドル前後)が射程圏内に入るだけに上昇に弾みが付いてもおかしくないだろう。
もっとも、月末はロンドン・フィキシング(24時)の前後でユーロ/ポンド相場が大口フローによって不規則に変動するケースが多く、ポンド/ドル相場のかく乱要因にもなり得るため注意が必要だ。
また、ポンド/ドル相場は昨日まで10連騰しており、英国のファンダメンタルズとはやや不整合な動きと言える。
ロンドン・フィキシング通過後のNY市場後半はポジション調整的なポンド売り・ドル買いにも要注意となりそうだ。
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