2020年7月17日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない状態。戻り売り方針変わらず。
ドル/円は前日の陰線を小陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、短期トレンドが弱い状態にあるので、買いは慎重に。106円割れで終えた場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。 ドル買いは106.90-00の押し目を軽く拾って106.40で一旦撤退するか、106.20-30の押し目待ちとします。この場合の損切りは105.80で撤退です。 売りは107.50-60の戻りを軽く売って108.20に損切りを置くか、107.90-00の戻り待ちとします。この場合の損切りは108.60で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、109円台に週足、月足の抵抗が控えていることから、ドル急伸にも繋がり難いと見ています。 日足の上値抵抗は107.50-60、108.00-10、108.50-60に、下値抵抗は106.90-00、106.50-60、106.10-20にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は実体が小さい陽線で終えています。上値トライの可能性に繋げていますが、上ヒゲがやや長く、2日連続して122.50の抵抗にぶつかっており、若干下押す可能性があります。今日の買いは1日様子を見るか121.50-60の押し目待ちとします。損切りは120.90で一旦撤退です。売りは様子見です。強い上値抵抗が123.10-20にあります。週足が120.70以下で終えるか、値動きの中で120.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して下値リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは小反落。下げ余力の強いものではありませんが、1.1440-50の抵抗にぶつかっており、若干下押す可能性があります。買いは1.1340-50で押し目買い。損切りは1.1280で撤退です。売りは様子見か、1.1470に損切りを置き、1.1430-40で再度軽く売り向かい。1.1350超えで終えれば来週以降も上値トライの動きが継続しますが、1.1300割れで終えた場合は上抜けが“ダマシ”であった可能性が生じます。短期トレンドは1.1250割れで変化します。
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