2020年6月24日
【ドル/円】:ドルの戻り売り方針継続。下値抵抗にも注意。
ドル/円は続落となりました。106.00-10の日足、週足の抵抗には跳ね返されましたが、107.20-30の軽い抵抗もクリア出来ておらず、今日の下値攻めに失敗して反発に転じた場合でも107.50-60の抵抗を上抜けて終えない限り、上値余地も拡がり難い状態です。短期トレンドは108.50-60の抵抗をクリアすれば“ニュートラル”な状態に戻しますが109.50-60の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。また、106円割れで終えた場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。基本戦略は引き続き“ドルの戻り売り”が有効です。 今日のドル買いは、様子見か106.20台の押し目を軽く買って105.90で浅めに撤退です。ドル売りは106.90-00で戻り売り。損切りは浅い場合で107.30、深い場合は107.70で撤退です。 日足の上値抵抗は107.00-10、107.50-60、108.10-20に、下値抵抗は106.10-20、105.70-80、105.00-10にあります。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は十文字の寄せ線に近い形の足で終えています。上値を切り下げる流れから上抜けきれていませんが、下値を切り上げる流れも守っており、調整下げの範囲内にあるので、119円台からの売りも慎重に。但し、119円割れで終えた場合は下値リスクが高くなり、調整下げに留まらない可能性が生じます。買いは様子見か119.00-10で押し目買い。損切りは118.40で撤退です。損切りが付かない場合でも119円割れで終えた場合は、買いは撤退して様子を見た方がいいでしょう。売りは120.80-90で戻り売り。損切りは調整下げ終了の可能性が点灯する121.60で撤退です。
【ユーロ/ドル】:上値余地が限られる可能性。1.14台乗せで“ユーロ強気”に変化。
ユーロ/ドルは前日足から上寄りした位置に実体の小さい陽線が出ています。6/10に付けた1.1422を直近高値とする短期的なレジスタンスラインを若干上抜けていますが、強い上昇エネルギーも感じられないことから“ダマシ”となる可能性も高く、買いは1日様子見とします。売りは1.1310-20で戻り売り。損切りは1.1360で一旦撤退するか、深い場合は短期トレンドが“ユーロ強気”に変化する1.1410で撤退です。
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