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【ドル/円】:強い下値抵抗に注意。売りは戻り待ち。

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2020年6月15日

【ドル/円】:強い下値抵抗に注意。売りは戻り待ち。

ドル/円は直近の日足が小陽線で切り返して反発余地を探る動きに繋げています。上値を切り下げる流れからは上抜けきれていませんが、106.50-60にあった強い下値抵抗には跳ね返されており、反発余地を探る動きに繋げています。直近の陽線が強いものではないので、上値を追いきれずに押し戻される可能性がありますが、今日については、下値抵抗を攻めきれずに反発に転ずる可能性も高く、突っ込み売りにも注意が必要です。 一方で、週足が前週の陽線の値幅を切り崩す大陰線が出ており、この週足の上値抵抗が108.10-20、108.80-90に位置していることから、これらをしっかり上抜けて越週しない限り、“ドルの戻り売り”戦略が有効と見ることができます。 短期トレンドは“ドルやや弱気”ですが、106円割れで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなります。逆に109円台で越週した場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、109.50-60の抵抗を上抜けて越週するまでは上値余地も拡がり難い状態です。 今日のドル買いは様子見か106.80-90以下で軽く試し買い。下値余地を106.60近辺まで見て置く必要があります。損切りは106.40で撤退です。ドル売りは107.80-90で戻り売り。上値余地を108.10-20まで見て置く必要があります。損切りは108.60で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は107.80-90、108.50-60に、下値抵抗は106.60-70、106.00-10にあります。

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【ユーロ/円】:上値の重い展開。強い下値抵抗にも注意。

ユーロ/円は実体が小さく上ヒゲの長い陽線引けとなりました。上値トライに失敗しており、また、上値を切り下げる流れにも変化が認められませんが、120.60-70の下値抵抗を守って引けており、突っ込み売りにも注意が必要です。週足の下値抵抗が119.60-70に、日足の抵抗が120.60-70、119.10-20にありますが、119円割れで越週するか、118.50割れで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。122.50超えで終れば調整下げに終わった可能性が高くなります。買いは1日様子見です。或いは119.10-20の押し目があれば買い狙い。損切りは118.40に置く必要があります。売りは121.70-80で戻り売り。損切りは122.60で撤退です。

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【ユーロ/ドル】:上値の重い展開続く。1.1200割れで調整局面入り。

ユーロ/ドルは続落。下値抵抗を守っていますが、日足の形状が悪化しており、反発余地が限られる展開が予想されます。1.14台乗せでの越週に失敗しており、1.12台の足元を固め直す動きが強まると見られます。買いは1.1200-10で押し目買い。損切りは1.1180で浅めに撤退です。これが付いた場合は調整局面入りの可能性が高くなり、1.10~1.11台にある下値抵抗の強さを再度確認する動きへ。売りは様子見か1.1350-60で戻り売り。損切りは1.1390で浅めに撤退です。

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