2020年5月21日
【ドル/円】：下値余地が限られる展開。押し目買い。
ドル/円は小陰線で終え、108.00-10の抵抗をクリア出来ずに終えていますが、下げ余力の強いものではなく、下値を切り上げる流れを維持しており、下値を攻めきれずに再度108.00超えをトライする動きが強まると見ています。今日の押し目は一旦買い狙いで。但し107.10以下で終えた場合は日足の形状が悪化して106円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。短期トレンドは“ニュートラル”な状態に戻していますが、106円割れで越週した場合はトレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。 今日のドル買いは107.50台を軽く買って106.80に損切りを置くか、107.10-20の押し目待ちとします。この場合の損切りは106.70で撤退です。損切りが付かない場合でも107.10以下で終えた場合は日足の形状が悪化するのでドル買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは1日様子を見るか、108.40～60ゾーンの吹き値があれば売り向かい。損切りは109.10に置く必要があります。 日足の上値抵抗は108.00-10、108.50-60に、下値抵抗は107.50、107.10-20、106.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。急伸にも繋がらない可能性。
ユーロ/円は小幅続伸。短期トレンドは“ユーロやや強気”の流れにありますが、中期トレンドがまだ弱いので買いも慎重に。買いは117.20-30の押し目待ちとします。損切りは116.50で一旦撤退です。損切りは付いていませんが、若干上値余地が拡がる可能性が生じており、今日の売りは様子見とします。短期トレンドは116円割れで終えない限り変化しません。
【ユーロ/ドル】：上値抵抗に注意。1.10台で越週すれば一段の上昇へ。
ユーロ/ドルは続伸。4手連続陽線引けとなり、日足の形状も改善していますが、1.10台で越週するか、値動きの中で1.1050-60の抵抗をクリアするまでは“ダマシ”となる可能性があります。一方下値も1.0790-00に強い抵抗が出来ており、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。買いは1日様子見です。売りは1.0980-90で売り向かい。損切りは1.1020で浅めに撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。1.10超えで越週するか1.1050-60の抵抗をクリアした場合は、上下動を繰り返しながらも1.14方向への一段の上昇に繋がり易くなります。下値抵抗は1.0920-30に軽い抵抗が、1.0850-60、1.0790-00に強い抵抗があります。
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