2020年5月18日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。ドルの戻り売り方針変わらず。
ドル/円は直近の日足が小陰線で終えていますが、下げエネルギーの強いものではなく、106.80-90の下値抵抗も守って終えています。また、これを下抜けた場合でも106.50-60にやや強い下値抵抗が控えており、106円割れで終えない限り、下値余地もまだ拡がり難い状態です。一方で、週足が上値トライに失敗した形となっていることや、短期トレンドの変化が認められないので、108円台を回復して終えない限り、基本戦略はドルの戻り売り方針継続となります。 ドル買いは106.50-60の押し目を軽く拾って105.90に損切りを置くか、106.00-10の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは105.70で浅めに撤退です。ドル売りは107.30-40で戻り売り。損切りは108.10で撤退です。 日足の上値抵抗は107.50-60、107.80-90、108.00-10に、下値抵抗は106.80-90、106.50-60、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。急伸にも繋がり難い状態。
ユーロ/円は寄せ線に近い形の足で終えています。115.40-50の下値抵抗に跳ね返されており、下値を切り上げていますが、上値抵抗も抜けきれておらず、下値リスクを残した状態です。116.70-80に日足の抵抗がありますが、117.00超えで終えれば日足の形状が改善して上値余地が若干拡がり易くなります。この場合でも週足の形状がまだ弱くユーロ急伸にも繋がり難いでしょう。買いは様子見か114.40に損切りを置くなら115.00-10以下で軽く押し目買い。売りは116.50-60で戻り売り。損切りは117.20で撤退です。
【ユーロ/ドル】:ユーロの戻り売り方針継続。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小陽線で続落を食い止めていますが、上値を切り下げる流れには変化が認められません。一方で1.0780-90の下値抵抗にも跳ね返されており、突っ込み売りにも注意を要します。短期トレンドが弱いので、戻り売り方針継続とします。売りは1.0860-70の戻りを待って売り狙い。損切りは1.0920で一旦撤退です。買いは引き続き様子見とします。短期トレンドは1.10台を回復しない限り変化しません。
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