2020年5月14日
【ドル/円】:ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は小幅続落となりました。下げ余力の強いものではなく、下値抵抗も守って終えていますが、短期トレンドの変化が認められないので、ドルの戻り売り方針で。短期トレンドは108円台に実体を戻さない限り変化しません。 ドル買いは様子見か106.10-20で軽く試し買い。損切りは105.80で浅めに一旦撤退です。ドル売りは107.10-20で戻り売り。損切りは浅い場合で107.70、深い場合は短期トレンドが変化する108.20に置く必要があります。 日足の上値抵抗は107.10-20、107.50-60、107.80-90に、下値抵抗は106.50-60、106.00-10、105.40-50にあります。
【ユーロ/円】:上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小陰線で終え、116円台を維持できずに終えています。117円台で終えない限り、上値余地も拡がり難い状態ですが、下げ余力の強いものではないので、115.40-50、115.00-10の抵抗を一気に切り崩すにも無理がありそうです。買いは様子見か115.00-10で押し目買い。損切りは下値リスクが高くなる114.40に置く必要があります。売りは1日様子見か116.30-40の戻り待ち。損切りは117.20で撤退です。117.00超えで終えた場合は日足の形状が改善して上値余地がもう一段拡がり易くなりますが、中期トレンドがまだ弱く、急伸にも繋がり難いでしょう。
【ユーロ/ドル】:上下の抵抗を上抜けきれない状態続く。ユーロの戻り売り方針で変わらず。
ユーロ/ドルは反落。上ヒゲが長く上値トライに失敗しており、単体でも下値リスクが高いものです。短期トレンドも弱い状態に変わりありませんが、1.0790-00の下値抵抗を攻めきれずに終えており、レンジ内で上下動を繰り返す可能性があります。トレンドが弱いので買いは様子見としますが、売りも1.0870-80までの戻り待ちとします。損切りは1.0930で撤退です。短期トレンドは1.10台を回復して引けない限り変化しません。日足の下値抵抗が1.0740-50にありますが、1.0700割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
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