2020年5月1日
【ドル/円】:ドルの上値余地を探る動き。戻り売り方針継続。
ドル/円は6日振りに陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。トレンドの変化は認められませんが、106.90-00に日足の下値抵抗が出来ており、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い展開が予想されます。下値リスクがより高いので買いは様子見か106.60-70の押し目待ち。損切りは106.20で浅めに撤退です。ドル売りは107.50の損切りが付いたので1日様子を見るか107.80-90で戻り売り、損切りは108.60で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻しますが、109円台の抵抗が厚く簡単には上抜けないでしょう。 日足の上値抵抗は、107.50-60、107.90-00、108.30-50に、下値抵抗は106.90-00、106.50-60、105.70-80にあります。
【ユーロ/円】:短期トレンドに変化。上値余地が若干拡がる可能性。
ユーロ/円は寄り付き安値の大陽線で終え、この足が3/25に付けた121.15を基点として上値を切り下げて来た流れに変化を生じさせています。中期トレンドがまだ弱いので急伸にも繋がり難いと見ますが、短期トレンドに変化が生じており、押し目を待って買い狙いで。但し、吹き値は売り向かい。買いは116.50-60の押し目待ちとします。損切りは115.90で一旦撤退です。売りは損切りが付いたので様子見か118.50-60の吹き値があれば売り向かい。損切りは119.10で一旦撤退です。
【ユーロ/ドル】:短期トレンドに変化。押し目を待って買い。吹き値は売り。
ユーロ/ドルは続伸。直近の陽線が上値を切り下げる流れからしっかり上抜けて終えており、短期トレンドに変化が生じています。一方で中期トレンドがまだ弱いことや1.0980-90超えから厚くなる上値抵抗を一気に上抜けるにも無理がありそうです。1.1220-30の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクへの警戒も必要です。買いは1.0870-80の押し目待ちとします。損切りは1.0830で一旦撤退です。売りは様子見か1.0980-90で軽く売り向かい。損切りは1.1020で撤退です。短期トレンドは“ニュートラル”な状態ですが、1.0800割れで終えた場合は下値リスクが点灯します。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。