2020年4月28日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は値幅の小さい陰線が3手連続して上値を切り下げていますが、個々の足が強い下げエネルギーを持ったものではないことや、107.00の日足、週足の抵抗を守っており、このレベルでの突っ込み売りにも注意が必要です。但し、107.00割れで越週した場合や、106.50割れで終えた場合は下値余地がさらに拡がり易くなります。 ドル買いは下値リスクがより高いので様子を見るか、107.00-10で軽く買って106.70で浅めに撤退です。ドル売りは107.40-50の戻りを軽く売って108.10に損切りを置くか、107.80-90の戻り待ちとします。この場合の損切りは108.20で一旦撤退です。これが付いた場合でも108円台での売り場探しの戦略には変わりありません。短期トレンドは109.00-10の抵抗を実体ベースで上抜けない限り、変化しません。 日足の上値抵抗は107.80-90、108.30-50に、下値抵抗は107.00-10、106.50-60、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】：下げ渋りの可能性。戻り売り方針継続。
ユーロ/円は小反落。116.50-60の抵抗にぶつかっていますが、116.00-10、115.60-70に日足の下値抵抗があり、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。下値リスクがより高いので、買いは様子見です。売りは116.40-50で戻り売り。損切りは117.20で撤退です。117.20超えで終えれば日足の形状が改善して上値余地が若干拡がり易くなりますが、118.50超えで終えない限り下値リスクを残します。またこの場合でも中期トレンドが弱いのでユーロ急伸にも繋がり難いでしょう。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは実体の小さい陽線となり、小幅続伸となりました。前日に1.0720-30の下値抵抗に跳ね返されており、この反動で上値余地が若干拡がりましたが、上値を切り下げる流れに変化が認められないので、1.0850-60での戻り売り方針で。損切りは1.0910で一旦撤退です。買いは様子見か1.0730-40の押し目があれば軽く試し買い程度に。損切りは1.0700で浅めに撤退です。短期トレンドは1.0950超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.12台を回復して越週しない限り、下値リスクを残します。一方下値も、1.0730-40、1.0690-00、1.0650-60に強い抵抗が控えており、急落にも繋がり難いと見ています。
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