2020年4月22日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は小反発となりました。107円台前半の下値抵抗を攻めきれずに押し戻されており、上値トライの可能性に繋げていますが、強い上昇エネルギーも感じられないので上値余地も限られる展開が予想されます。短期トレンドが弱いのでドルの戻り売り方針継続とします。 今日のドル買いは様子見か107.10-20の押し目待ち。損切りは106.90で浅めに撤退です。 ドル売りは107.80-90で戻り売り。損切りは浅い場合で108.20、深い場合は108.70で一旦撤退です。 日足が109.10超えで終えた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して上値余地が若干拡がり易くなりますが、109.50～109.90ゾーンに日足、週足で見た強い抵抗が控えておりドル急伸にも繋がり難いと見ています。逆に107円割れで終えるか、値動きの中で106.50割れを見た場合は、新たな下げエネルギーを得て一段のドル下落に繋がり易くなります。 日足の上値抵抗は107.90-00、108.30-50に、下値抵抗は107.00-10、106.50-60、105.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる展開。戻り売り方針継続。
ユーロ/円は実体が小さく下ヒゲの長いタクリ足の陽線引けとなりました。下値トライに失敗して押し戻されており、反発余地を探る動きに繋げていますが、トレンドが弱い状態に変わりないので、117.10-20での戻り売り狙いで。損切りは117.70で一旦撤退です。短期トレンドは118.50超えに実体を戻せば“ニュートラル”な状態に変化しますが、この場合でも121円台をで終えるまでは下値リスクを残します。116.50割れで終えた場合や116円割れを見た場合は新たな下落リスクが生じます。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは寄せ線に近い形の足が連続しており、上下の抵抗を攻めきれずに終えています。上値を切り下げる流れにあり、短期トレンドが弱いので戻り売り方針継続としますが、1.0800±10ポイントに強い下値抵抗があり、このレベルでの売りも慎重に。買いは様子見です。売りは1.0870-80で軽く売って1.0910で一旦撤退するか1.0950-60の戻り待ちとします。この場合の損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す1.1010で撤退です。
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