いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
4月10日(金)メキシコペソ/円
基調
波乱含み
目先の注目材料
・4/10 G20エネルギー相会合
協調減産にメキシコが反対
昨日行われた石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国の「OPECプラス」会合は、当初は日量1000万バレルの協調減産で合意したと報じられたが、実際にはメキシコの反対を受けて暫定合意に留まった事が明らかになった。
減産実施にはメキシコの参加が条件とされており、本日のG20エネルギー相会合でメキシコへの説得が続けられる見通しだ。
その他、G20エネルギー相会合では「OPECプラス」枠外の米国やカナダが供給削減に協力する事が期待されている。
昨日は米連邦準備制度理事会(FRB)の緊急措置でドルが下落した事もあってメキシコペソは相対的に上昇したが、本日のG20エネルギー相会合で減産期待が裏切られるようならペソに下落圧力がかかる公算が大きい。
本日から来週月曜にかけてはイースターの連休で為替市場の流動性は極めて低い。
そうした中で減産に絡む報道(ポジティブにせよネガティブにせよ)が伝われば、ペソが過剰に反応する可能性もあるため注意が必要だろう。
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