2020年4月9日
【ドル/円】:ドルの押し目買い方針継続。一方向へ動く可能性にも注意。
ドル/円は東京市場(9:00am)で前日のNY市場終値から下寄りのスタートとなりましたが108.50の抵抗を攻めきれずに小陽線で終えています。109.00-10の軽い抵抗にもぶつかっており、上昇余力にやや欠けるものですが、現状は下値を切り上げる流れを維持しているので、押し目買い方針継続とします。109.60超えで終えれば110.00~110.50ゾーンの抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まり易くなりますが、逆に、108.50割れで終えた場合は108.00~107.50ゾーンの下値抵抗の厚さを再度確認する動きが強まり易くなります。短期トレンドは107円割れで変化します。 ドル買いは1日様子見か108.60-70の押し目を軽く買って108.30で浅めに撤退です。ドル売りは109.50-60で戻り売り。損切りは110.10で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は109.50-60、110.40-50に、下値抵抗は108.50-60、108.00±10銭、107.10-20にあります。
【ユーロ/円】:上下の抵抗を抜けきれず。押し目買い。吹き値は売り。
ユーロ/円は小陰線で終え、上下の抵抗を攻めきれずに終えています。下げ余力の強いものではないことや、下値を切り上げる流れを維持しており、再度119円をトライする可能性に繋げています。週足が下値リスクを残した状態にあるので、買いは浅い利食いを着実に。117円割れで終えた場合は再び下値リスクが高くなります。買いは117.90-00で軽く押し目買い。損切りは117.40で一旦撤退です。売りは様子見か、119.20-30の戻り待ちとします。損切りは119.70で撤退です。
【ユーロ/ドル】:ユーロの戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは反落。上値を切り下げる流れに変化が認められませんが、下げ余力の強いものではないので1.0800割れで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。短期トレンドが弱いので買いは様子見か、1.0800-10の押し目を軽く拾って1.0770で浅めに撤退です。売りは1.0890-00で軽く戻り売り。損切りは1.0950で一旦撤退です。短期トレンドは1.1000超えで終えればニュートラルな状態に戻します。
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