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【ポンド円】ジョンソン英首相の容体悪化

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4月7日(火)ポンド/円

基調
もみ合い

目先の注目材料
・主要国株価、国際資源価格

ジョンソン英首相の容体悪化

新型コロナウイルス感染で入院していたジョンソン英首相の容体が悪化し、集中治療室(ICU)に移送された事が昨日のNY市場終盤に伝わった。
これを受けてポンドは一時下落したものの、今のところ大きな崩れには至っていない。
ポンド/円は一時132.90円台に差し込んだが、一巡後は133円台半ばに値を戻している。
英首相官邸が、ジョンソン首相の意識はあると表明した事もポンド売りの抑制材料になっている模様だ。
国家のリーダーに万一の事態が起きた場合を想定してポンド売りポジションを持つ事に抵抗を覚える投資家は少なくないという事かもしれない。
そうした人間的な感情とは無縁のAI取引が暴走してもおかしくないところだが、昨今の市場混乱で流動性が低下する中、多くのAIが一時停止状態にあるのかもしれない。

いずれにしても、現時点ではこれ以上のポンド相場の手掛かりにはなりくい材料と言えそうだ。
ジョンソン首相の病状に関する続報次第といったところだろう。
個人的には世界のリーダーのひとりである英国の首相が新型コロナウイルスに屈する事があってはならないと考えている。
一日も早い病状の回復を祈っている。

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