2020年3月5日
【ドル/円】:下値抵抗を守った状態。ドルの戻り売り方針は変わらず。
ドル/円は小反発。上昇余力の強いものではないので、大幅続伸にも繋がり難いと見ますが、107.00±10銭にやや強い抵抗が出来ており、これを割り込んで終えないと下値余地も拡がり難い形です。今日については下げ渋りとなる可能性が高く、突っ込み売りにも注意が必要です。 ドル買いは様子見か107.00-10で軽く買って106.70で浅めに撤退です。ドル売りは若干上値余地が拡がる可能性が生じているので1日様子を見るか108.40-50の吹き値があれば売り向かい。損切りは109.10で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻して上値余地を探る動きが強まり易くなりますが、この場合でも110円超えの抵抗が厚く、簡単には上抜けないでしょう。 日足の上値抵抗は107.70-80、108.40-50に、下値抵抗は107.00±10銭、106.10-20にあります。
【ユーロ/円】:下値抵抗を守って上値余地を探る動きへ。上値抵抗にぶつかる可能性にも注意。
ユーロ円は寄せ線に近い形の足で終えていますが、119.00-10の下値抵抗には跳ね返されており、再度120円超えの抵抗をトライする可能性に繋げています。一方で日足、週足ともに上値を切り下げる流れから上抜けきれていないので、急伸にも繋がり難いと見ています。買いは119.10-20の押し目待ちとします。損切りは下値リスクが点灯する118.40で撤退です。売りは様子見か、120.80-90の吹き値があれば売り狙い。損切りは121.20で浅めに一旦撤退です。これが付いた場合でも122.20超えで越週するまでは下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】:上下の抵抗を抜けきれない状態。押し目を待って買い。
ユーロ/ドルは小反落。下ヒゲがやや長く下値トライに失敗した形となっており、上値をトライする動きに戻す可能性も高い状態ですが、一方で1.1200-10の抵抗を上抜けて越週するまでは、上値余地も拡がり難いと見ています。買いは1日様子見か1.1080-90の押し目があれば買い狙い。損切りは1.1030で撤退です。売りは様子見とします。強い下値抵抗は1.1050-60、1.1000-10にあります。短期トレンドは1.1000割れで終えた場合はニュートラルな状態に戻します。
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