2020年2月26日
【ドル/円】：“ニュートラル”な状態に変化。
ドル/円は3手連続陰線引けとなり、直近の陰線が110.00割れを見て短期トレンドをニュートラルな状態に戻しています。2/19の大陽線の値幅も切り崩しており、新たな上昇トレンド入りの可能性を打ち消しています。110.00-10に週足の下値抵抗があり、現状はこれを守っていますが、109.50割れで終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して下値余地がさらに拡がり易くなります。逆に112.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けるか、112.50超えで越週した場合は再び“ドル強気”の流れに戻します。 ドル買いは損切りが付いたので様子見に転じます。売りは110.50-60で戻り売り。損切りは浅い場合で111.00、深い場合は111.40で撤退です。 日足の上値抵抗は110.70-80、111.20-30に、下値抵抗は110.00-10、109.50-60、108.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる可能性に注意。
ユーロ/円は続落となりましたが、直近の陰線の下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となりました。下値抵抗を守って、反発に転ずる可能性に繋げていますが、週足の形状がまだ弱いので買いも慎重に。買いは119.60-70で再度押し目買い。損切りは118.90で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻します。売りは様子見です。強い上値抵抗は121.00-10、122.10-20にあります。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性。戻り売りの流れは変わらず。
ユーロ/ドルは続伸。下値をゆっくりと切り上げる流れに入っていますが、短期トレンドがまだ弱い状態にあるので、買いも飛びつかず慎重に。短期トレンドは1.1000超えに値を戻せばニュートラルな状態に変化しますが、1.1200超えで終えるまでは“強気”に変化しません。今日の買いは様子見か1.0810-20の押し目待ちとします。損切りは1.0780で浅めに一旦撤退です。売りは1.0880-90で戻り売り。損切りは1.0930で一旦撤退です。
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