2020年1月7日
【ドル/円】:ドルの反発余地を探る動き。戻りは再び売り場となる可能性。
ドル/円は陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。108.00±10銭の週足、日足の下値抵抗には一旦跳ね返されていますが、日足が上値を切り下げ始めており、109.05に位置する21日移動平均線の下に入り込んでいることや、直近の週足が昨年8月に付けた104.85を起点として下値を切り上げて来た流れから下抜けて越週しており、短期トレンドが変化する可能性が点灯中です。108.60~109.10ゾーンの戻りは売り場となる可能性が高く、買いも慎重に臨む必要があります。また、107.50割れを見た場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。 今日のドル買いは108.00-10の押し目待ち。損切りは一段の下落リスクが点灯する107.40で撤退です。ドル売りは108.60-70の戻りを軽く売って109.30に損切りを置くか、109.10-20の戻り待ちとします。この場合の損切りは109.60で撤退です。 日足の上値抵抗は108.60-70、109.10-20、109.40-50に、下値抵抗は108.00-10、107.50-60にあります。
【ユーロ/円】:下値リスクが点灯中。戻り売り。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線で前日の陰線を打ち消しています。120.20-30の下値抵抗を守っていますが、上値も切り下げており、下値リスクがより高い状態にあります。買いは様子見か120.30-40の押し目待ちとします。損切りは119.90で撤退です。売りは121.30-40で売り向かい。上値余地を121.70近辺まで見て置く必要があります。損切りは121.80か、深い場合は122.10で撤退です。短期トレンドはニュートラルな状態ですが、122.50超えで終えない限り、上値余地も拡がり難い状態です。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、1.12台に実体を乗せ切れておらず、上値トライに失敗する可能性にも注意が必要です。短期トレンドの変化が認められないものの、強い上昇エネルギーも感じられないので買いは1.1140-50の押し目待ちとします。損切りは1.1080で撤退です。売りは様子見か1.1260に損切りを置くなら1.1210-20の戻りを軽く売り狙い。短期トレンドは1.1000割れで終得ない限り、変化しません。
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