2019年12月26日
【ドル/円】:“ドル強気”を維持。上値抵抗にも注意。
ドル/円は海外市場が休場であったため小動きに留まりました。今日も欧州市場が休場のため、東京市場は動き難い展開が予想されます。短期トレンドは“ドル強気”の流れを維持していますが、109.60-70、110.00-10の抵抗を上抜けて終えない限り、上値余地も拡がり難い状態です。 ドル買いは109.20-30で軽く押し目買い。損切りは108.80で浅めに撤退です。売りは109.50-60で戻り売り。損切りは浅い場合で109.80、深い場合は110.20で撤退です。 日足の上値抵抗は109.60-70、110.00-10、111.00-10に、下値抵抗は109.20-30、108.50-60、108.00-10にあります。
【ユーロ/円】:下値抵抗を守って小反発の可能性。
ユーロ/円は値幅の小さい足が連続しており、下げ渋りの傾向にあります。121.00-10の下値抵抗を守っており、反発に転ずる可能性を残しています。買いは121.00-10で押し目買い。損切りは短期トレンドをニュートラルな状態に戻す120.40で撤退です。売りは様子見です。下値抵抗は121.00-10、120.50-60に、上値抵抗は122.00-10、122.40-50にあります。
【ユーロ/ドル】:下値抵抗を守った状態。急伸にも繋がり難い状態。
ユーロ/ドルは値幅の小さい足が3手並んでおり、個々の足は上昇余力に欠けるものです。一方で下値を切り上げる流れを守っており、短期トレンドの変化も認められないことから、押しは一旦買い場と見ています。買いは1.1070-80で押し目買い。損切りは1.1040で浅めに一旦撤退です。売りは様子見か1.1150-60の戻り待ち。損切りは1.1210で撤退です。下値抵抗は1.1060-70、1.1010-20に、上値抵抗は1.1130-40、1.1160-70にやや強い抵抗があります。1.12台で越週すれば下値リスクが後退します。短期トレンドは1.0950割れで終えない限り変化しません。
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