いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
12月6日(金)米ドル/カナダドル
基調
波乱含み
目先の注目材料
・12/6 米11月雇用統計、カナダ11月雇用統計
米・加雇用統計対決
本日は米11月雇用統計とカナダ11月雇用統計が同時刻に発表される。
これらの結果次第では激しい値動きが予想されるため、本日最も注目しておきたい通貨ペアは米ドル/カナダドルだ(取引を推奨するものではなく、あくまでも値動きに注目である)。
米11月雇用統計の主な項目の市場予想は、非農業部門雇用者数が18.3万人増(前月12.8万人増)、失業率が3.6%(同3.6%)、平均時給が前月比+0.3%、前年比+3.0%(同+0.2%、+3.0%)などとなっている。
一方、カナダ11月雇用統計は新規雇用者数1.00万人増(前回0.18万人減)、失業率5.5%などと予想されている。
なお、カナダドルは年始からこれまでのところ主要先進国通貨の中で最も強い(高い)通貨であり、米ドルに対しても約3.3%上昇している。
年末のゴールまで残り1カ月を切る中、通貨高レースの先頭を走るカナダドルがさらにリードを広げるのか、あるいは4位に甘んじている米ドルが巻き返すのか、今年最後の米国とカナダの雇用統計対決に注目したい。
「為替チャート|米ドル/カナダドル|日足」はこちら