2019年11月25日
【ドル/円】：下値抵抗を守った状態。108.50以下で終えた場合は下値リスクが点灯。
ドル円は小陽線で終えていますが、値幅も小さく狭いレンジ内で小動きに終始しています。トレンドの変化が認められないものの、値動きが収縮しているので一方向へ動き出す可能性にも注意する必要がありそうです。日足の抵抗が108.50-60にあることから、これを割り込んだ場合は下値リスクが点灯します。逆に109.50超えで終えれば日足は安定しますが、109.80～110.20に週足の抵抗が控えており、簡単には上抜けないでしょう。 今日のドル買いは108.50-60で軽く買って107.80で撤退です。下値余地を108.30近辺まで見て置く必要があります。また、損切りが付かない場合でも、108.50以下で終えた場合は、下値リスクが点灯するのでドル買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは109.00-10の戻り待ちとします。損切りは109.60で撤退です。 日足の上値抵抗は109.00-10、109.30-40に、下値抵抗は108.50-60、107.80-90、107.50-60にあります。
【ユーロ/円】：下値抵抗を守った状態。119円割れでトレンドに変化。
ユーロ/円は陰線引けとなり上値を切り下げています。上値の重い感がありますが、119.50-60、119.10-20にやや強い下値抵抗があり、これに跳ね返される可能性があります。但し、119.00割れを見た場合は短期トレンドが変化して118.00-10以下の足元の強さを確認する動きが強まり易くなります。買いは119.50-60で押し目買い、損切りは118.90で撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は120.20-30、120.70-80にあります。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは続落。久々に実体のやや大きい陰線引けとなり、また、1.1072に位置する21日移動平均線が上値を抑え込んだ形となっています。一方で、10/1に付けた1.0879を直近安値として下値を切り上げる流れを守っており、反発に転ずる可能性を残しているので、現レベル（1.1020近辺）での売りは様子見とします。買いは1.1010-20で軽く買い向かい。損切りは1.0940で撤退です。売りは様子見か1.1070-80で軽く戻り売り。損切りは1.1110で浅めに一旦撤退です。短期トレンドは1.0950割れでニュートラルな状態に戻します。1.0900割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。
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