2019年11月14日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は小陰線で終え、上値を切り下げていますが、調整的な押しの範囲内にあることや、短期トレンドが強い状態を維持しているので押し目買い方針継続とします。 ドル買いは108.70台で買い狙い。損切りは108.10で一旦撤退です。ドル売りは109.30-40の戻り待ちとします。損切りは109.80で撤退です。 日足が108.00以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯します。短期トレンドは107円割れで“ニュートラル”な状態に戻します。逆に110.00超えで越週した場合は、上下動を繰り返しながらも111.00-10超えの抵抗をトライする動きが強まり易くなります。 日足の上値抵抗は109.30-40、109.70-80に、下値抵抗は108.60-70、108.20-30、107.90-00にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開。
ユーロ/円は小幅続落となりました。上値をゆっくりと切り下げていますが、個々の足が下げ余力の強いものではないので、急落にも繋がっていません。但し、119円割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して押しがもう一段拡がり易くなります。この場合でも118.00以下に強い下値抵抗が控えており、急落にも繋がり難いでしょう。買いは119.10-20で押し目買い。損切りは118.80で浅めに撤退です。売りは120.40-50の戻り待ちとします。損切りは121.10で撤退です。121.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けるか121.50-60の抵抗をクリアすれば下値リスクが後退します。
【ユーロ/ドル】：強い下値抵抗に注意。押しは一旦買い場となる可能性。
ユーロ/ドルは値幅の小さい足で終え、動意の乏しい展開となっています。上値を切り下げていますが、強い下値抵抗ゾーンに入っており、1.0900割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは1.1000近辺で押し目買い。損切りは1.0940で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。さらに1.0900割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。売りは1日様子見です。1.1150-60の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残した状態です。
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