2019年11月12日
【ドル/円】:ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は小陰線で終えていますが、下げ余力の強いものではなく反発に転ずる可能性も高い状態です。一方で109.30~109.70ゾーンに強い上値抵抗が控えており、一気に上抜けるほどの上昇にも繋がり難いと見られるので、買いは利食いをこまめに入れる方針で。トレンドがまだ強いので売りも浅い利食いを着実に。 ドル買いは108.80-90で押し目買い。損切りは108.40で一旦撤退です。ドル売りは109.30-40で戻り売り。損切りは109.80で撤退です。 短期トレンドは“ドル強気”の流れを変えていませんが、108円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下落余地がさらに拡がり易くなります。さらに107円割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に戻します。 日足の上値抵抗は109.30-40、109.60-70に、下値抵抗は108.70-80、108.20-30、108.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値の重い展開。押しは一旦買い場となる可能性。
ユーロ/円は値幅の小さい足で終えていますが、120.00-10の下値抵抗を守って終えています。上値も若干切り下げており、121.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けて来るまでは上値余地も拡がり難い状態です。買いは120.00-10で押し目買い。損切りは119.40で撤退です。売りは様子見か120.60-70で軽く戻り売り。損切りは121.10で撤退です。短期トレンドは119円割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小陽線で続落を食い止めています。上昇余力の強いものではありませんが、1.1000±10ポイントに強い下値抵抗があり、このレベルからの下値攻めにも限界がありそうです。1.0900割れで終えない限り、押しは一旦買い場と見ます。買いは1.1010-20で押し目買い。損切りは1.0940で撤退です。売りは様子見か1.1060-70の戻りを軽く売って1.1110で撤退です。1.1150-60の抵抗を上抜けて終えた場合は下値リスクが後退します。さらに1.1220-30の抵抗を上抜けて終えた場合は“ユーロ強気”に変化して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に1.0950割れを見た場合はニュートラルな状態に戻します。
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