いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ！
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
11月11日（月）豪ドル/円
基調
下値堅い
目先の注目材料
・11/12 トランプ米大統領講演
・主要国株価、国際商品価格
トランプ講演に期待感
本日の豪ドル/円は、香港情勢の悪化を受けて中国株が弱含む中、74.60円台まで軟化した。
ただ、香港警察によるデモ参加者への発砲事件が、欧米市場の参加者の心理まで蝕んでしまう公算は小さいのではないだろうか。
この見方が正しければ、市場の関心は、改めて米中通商協議に向かう事になるだろう。
なお、明日にはトランプ米大統領がNYエコノミッククラブの昼食会でスピーチする予定となっている。
米中通商問題に言及するとは限らないが、「晴れ舞台」での講演だけに、リップサービスの意味合いも含めて何らかのポジティブ発言が飛び出しても不思議ではないだろう。
市場としても「警戒」より「期待」を強めやすい地合いと考えられる。
本日のところは、米国がヴェテランズデーの祝日（株式・為替市場はオープン）となる事もあって、米中通商問題に絡む突発報道がなければ、市場に様子見ムードが広がりそうだ。
そうした中、先週7日に付けた約3カ月半ぶりの高値から1円下落した豪ドル/円の下値余地は小さいと考えられる。
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