シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。
1.IMMポジション ドル/円
2.IMMポジション ユーロ/ドル
3.IMMポジション ポンド/ドル
ドル/円
IMMポジション ドル/円
ポイント
【ネットショート一段と増加】
11月5日時点で円のポジションはドルに対して2.7万枚の売り越し(ネットショート)。
円ショートがロングを上回る積み増しとなったため、ネットショートは前週から0.7万枚増加。
11月に入り、米中通商協議に対する楽観的な見方が広がる中で、投機筋は円売りを進めたと見られる。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ネットショート二週連続増加】
11月5日時点でユーロのポジションはドルに対して6.1万枚の売り越し(ネットショート)。
ユーロロングが減少し、ショートが増加したことで、ネットショートは前週から0.7万枚の増加。
当時のユーロ/ドルは10月半ばにつけた約2カ月ぶり高値を前に失速しており、海外投機筋のユーロ売りが相場の重しになったと考えられる。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【ポジション縮小】
11月5日時点でポンドのポジションはドルに対して2.9万枚の売り越し(ネットショート)。
ロング・ショートともにポジションが縮小したが、ショートがやや大きめに取り崩されたため、ネットショートは前週から0.3万枚の減少
英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitが「合意なき離脱」となるリスクは大きく低下したものの、3回目の離脱延期で先行き不透明な状態なだけに、投機筋はひとまず手仕舞いに動いたと思われる。
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IMMポジション
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