2019年11月11日
【ドル/円】:ドルの押し目買い方針継続。
ドル円は直近の日足が値幅の小さい寄せ線となり、上下の抵抗を攻めきれずに終えています。下値を切り下げる流れを維持しており、押し目買い方針継続としていますが、109.40~109.80ゾーンに日足、週足の抵抗があり、一気に上抜けるにも無理がありそうです。買いは108.80-90の押し目待ち。損切りは108.40で浅めに一旦撤退です。売りは109.40-50で戻り売り。損切りは109.90で撤退です。 短期トレンドは“ドル強気”を維持していますが、108円割れで終えた場合は下値リスクが点灯します。逆に109.80超えの越週か110.00-10の抵抗をクリアして終えた場合は上値余地がさらに1円程度拡がり易くなります。 日足の上値抵抗は109.40-50、109.60-70に、下値抵抗は108.80-90、108.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値の重い展開続く。押しは一旦買い場。
ユーロ/円は小反落。下げ余力の強いものではなく、120円台の下値抵抗を守っていますが、直近の陰線が21日移動平均線を若干下抜けた位置で終えており、下値リスクがやや高い形です。120円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、119円割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して118円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。逆に121.10-20の抵抗を上抜けて終えるか、121.50-60の抵抗をクリアした場合は一段の上昇に繋がり易くなります。買いは様子見か120.00-10で軽く買って119.70で浅めに撤退です。或いは119.10-20までの押し目待ち。損切りは118.70で撤退です。売りは120.60-70で軽く売り向かい。損切りは121.20で撤退です。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開続く。下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは続落。上値を切り下げており、日足の形状も悪化していますが、1.1000-10、1.0950-60に強い抵抗が控えており、急落にも繋がり難いでしょう。短期トレンドはニュートラルな状態ですが、1.1150超えで終えれば下値リスクがやや後退、1.1220-30の抵抗を上抜けて終えた場合は、“強気”に転換します。
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