2019年9月25日
【ドル/円】:上値余地が限られる展開。
ドル/円は4手連続陰線引けとなり上値を切り下げています。107.00±10銭の日足の抵抗を守って終えていますが、日足の形状が悪化しているので、買いは106.60-70以下まで引き付けて。損切りは短期トレンドをニュートラルな状態に戻す105.90で撤退です。ドル売りは107.60-70の戻り待ちとします。損切りは108.20か、深い場合は108.60に置く必要があります。 短期トレンドは106.00割れでニュートラルな状態に戻しますが、104.60~105.00に強い下値抵抗が控えており、104.50割れを見るか、104.80以下で越週しない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。但し、104.50割れを見た場合は新たな下落トレンド入りの可能性が高くなります。月足が戻り売りを支持しており、下値リスクにより警戒が必要です。 日足の上値抵抗は107.60-70、108.10-20、108.40-50に、下値抵抗は107.00、106.60-70、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】:ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/円は小幅続落。下げ余力の強いものではありませんが、下値リスクがより高いので買いは様子見です。売りは118.60-70の戻り待ちとします。損切りは119.40で一旦撤退です。短期トレンドは120円台に値を戻さない限り、変化しません。強い下値抵抗は116.50-60にあります。
【ユーロ/ドル】:上下の抵抗を抜け切れず。短期トレンドは“ユーロ弱気”変わらず。
ユーロ/ドルは小反発。1.0990-00にやや強い下値抵抗が出来ていますが、上値を切り下げる流れからも上抜けておらず、短期トレンドは弱いままです。買いは様子見か1.0940-50の押し目待ちとします。損切りは新たな下落リスクが点灯する1.0890で撤退です。若干上値余地が拡がる可能性が生じているので、売りは1日様子見か1.1060-70の戻り待ちとします。損切りは1.1120で撤退です。1.1120超えで終えれば下値リスクがやや後退、1.1150-60の抵抗をクリアした場合は短期トレンドをニュートラルな状態に戻します。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。