2019年9月24日
【ドル/円】:上値余地が限られる可能性。
ドル/円は3手連続陰線引けとなり、上値を切り下げています。直近の陰線が下げ余力の強いものではないので、小反発の可能性がありますが、前日の陰線が8/26に付けた104.85を起点として下値を切り上げて来た流れから若干下抜けた位置で終えており日足の形状が悪化しています。上値余地が限られる可能性が生じているので、ドル買いは1日様子見か107.00以下の押し目待ちとします。損切りは浅い場合で106.30、深い場合は短期トレンドをニュートラルな状態に戻す105.90で撤退です。ドル売りは107.90-00で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を108.40近辺まで見て置く必要があります。損切りは108.60で撤退です。 短期トレンドは106円割れでニュートラルな状態に戻しますが、104.60~105.00ゾーンの抵抗が厚く、104.50割れを見ない限り下値余地も拡がり難い状態です。 日足の上値抵抗は107.90-00、108.40-50に、下値抵抗は107.00-10、106.50-60、106.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値余地が限られる展開。戻り売り方針で。
ユーロ/円は小幅続落。118.10-20の日足の抵抗を実体ベースで守って終えていますが、昨日の値動きの中で118円割れを見て短期トレンドが“ニュートラルから若干ユーロ弱気”の状態に変化しており、116~117円台の足元を固め直す動きが強まると見られます。買いは損切りが付いたので様子見に転じます。売りは118.60-70で戻り売り。損切りは119.50で一旦撤退です。短期トレンドは120円台に値を戻さない限り、変化しません。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開続く。
ユーロ/ドルは小幅続落。上値を切り下げる一方で、低位揉み合いの域を抜け切れておらず、ユーロ急落にも繋がっていません。短期トレンドが弱い状態にあるので、買いは様子見か1.0940-50の押し目があれば軽く試し買い。損切りは1.0890で撤退です。ユーロ売りは1.1010-20で軽く売り向かい。損切りは1.1060で撤退です。短期トレンドは1.1150-60の抵抗をクリアしない限り変化しません。
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