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外部要因悪化で下落、4週ぶり週足陰線、通貨8位、株価14位、

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総括

外部要因悪化で下落、4週ぶり週足陰線、通貨8位、株価14位、

予想レンジ 6.7-7.7
      
(ポイント)
*4週連続陽線とならず
*政策金利は据え置かれた
*エスコム分割案が提示された
*土地収用問題では温和な報告書が提示された
*ムーディーズの格付け変更は11月
*ムーディーズが格下げすればジャンク債となる
*2Q・GDPは予想外の改善
*企業景況感は悪化
*南アへの投資は増加
*2Q経常収支は悪化
*移民排斥運動が勃発
*資源価格はしっかりしている
*2Q失業率は悪化
*低成長と財政赤字の問題を抱えている
*中銀はランドの平均的な水準を1ドル14.5としている

(4週ぶりの対円で週足陰線)
 海外要因悪化で4週ぶりの対円で週足陰線となった。サウジアラビアへのテロ攻撃でリスク回避の売り、原油価格上昇は原油輸入国の南アにはデメリットとなる。

(経済指標)
7月小売売上は前年比2%増となったが6月の2.4%増から縮小した。8月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4.3%で、前月の4.0%から伸びが加速した。食品、ノンアルコール飲料、石油、エネルギーの価格を除くコアインフレ率は前年比4.3%上昇、7月は4.2%。

(政策金利は現状維持)
CPIの上昇が影響したこともあり、南ア中銀は全会一致で政策金利6.5%で維持した。中銀はインフレ率が目標レンジの中間近辺にとどまることを望むとした。2019年の経済成長率予想は0.6%に据え置いたものの、インフレ率予想は20年は1.5%、21年は1.8%にそれぞれ下方修正。経済の多くの部門が弱体化していることに懸念を示し、潜在成長率の押し上げには構造改革が必要との見解を改めて示した。また中銀は財政や同国の信用格付けを巡る不透明性が解消されるまでは緩和を再開しない可能性を示唆した。国営電力会社エスコムの救済負担による財政リスクや、ムーディーズが格付けをジャンク級に引き下げる可能性など、経済は不確実性に取り囲まれている。
 
(エスコム分割案)
 財務省は、多額の債務を抱えたエスコムの分割案を提示した。石炭火力発電所の処分
をすることで、最大で約 4、500 億ランドの資金調達ができると述べた。この案では、オー
クションで老朽化した発電所を、発電所が保持している義務(スタッフ契約、石油供給に
関する契約、環境保全など)、電力購入契約(PPA)と共に売却できる。現在も建設が進ん
でいるメデュピ、クシレ発電所も完成後に売却されるリストに入っている。一方、エスコム側はこの提案を否定している。
 
(土地収用問題は温和に)
トコ・ディディザ農業・土地改革・地方開発相は、「大統領土地改革・農業諮問評議会」が作成した最終報告書を公開した。政府による「補償なしの土地収用」が可能となる条件として、放棄された土地、投機目的で所有されている土地、非公式な居住地、所有者がいない都市部の建物などを対象とするとの提言が行われた。また、大規模な土地収用は認められない点も言及された。与党ANCの一部党員や、第2野党の経済的開放の闘士(EFF)などがより急進的な「土地の国有化」を進めるべきとの議論を繰り広げる中、あくまで条件を満たした場合にのみ収用可能とする内容にとどまった。また政府は、外国人・企業の土地の所有範囲を定め、中長期のリース契約に関して検討すべきと、外国人の土地所有に関する提言が盛り込まれた。さらに、南ア国民・企業が所有できる土地の広さを制限する「土地シーリング」をさらに議論すべきとの見解も追加された。

テクニカル分析(ランド/円)

雲の上から雲中へ下落。8月26日—29日の上昇ラインを下抜く

 日足。雲の上から雲中へ下落。8月26日—29日の上昇ラインを下抜く。9月19日-20日の下降ラインが上値抵抗。ボリバン中位。5日線下向く。
 週足。4週連続陽線ならず。ボリバン下限から戻す。20日線に到達から反落。9月9日週-16日週の下降ラインが上値抵抗。8月26日週-2日週の上昇ラインを下抜くか。
月足。7月はカブセ線に終わる。6月- 7月の上昇ラインを下抜き下落。7月-8月の下降ラインが上値抵抗。ボリバン下限到達後、9月は上昇スタートも上ヒゲ長くなっている。
年足、16年-18年の上昇ラインを下抜く。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。

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喜望峰

陸上金メダリストのセメンヤ選手がサッカーへ

 男性ホルモンの値が体質的に高いことなどを理由に女子選手として陸上の国際大会への出場を制限されている南アのセメンヤ選手が地元の女子サッカーのクラブと入団契約を結んだ。セメンヤ選手はリオデジャネイロオリンピック陸上女子800メートルの金メダリストで男性ホルモンの一種の「テストステロン」の値が高い体質。
 「テストステロン」の摂取は反ドーピング規定で禁止されているが、国際陸連は体質で値が高い場合も女子選手として国際大会に出場するためには薬の服用などで一定の値まで下げることを規定で義務づけた。これにより国際大会に出場できなくなったセメンヤ選手は規定は差別だと訴え、スイスの連邦最高裁判所に異議を申し立てたがそれが退けられ、今月開幕する世界選手権への出場を断念する意向を示していた。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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