2019年9月5日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜け切れない状態。戻り売り方針変わらず。
ドル/円は小陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。105円台の下値抵抗を守る一方で、106.50-70ゾーンの上値抵抗を上抜けておらず、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。 ドル買いは106.00-10の押し目を軽く拾って105.70で浅めに一旦撤退するか、105.00-10までの押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは104.40で撤退です。ドル売りは106.50-60で戻り売り。損切りは短期トレンドが変化する107.10で一旦撤退です。これが付いた場合は短期トレンドをニュートラルな状態に戻して上値余地が若干拡がり易くなりますが、中期トレンドが弱いのでドル急伸にも繋がり難いでしょう。 日足の上値抵抗は106.50-60、106.90-00に、下値抵抗は105.30-40、105.00±10銭にあります。
【ユーロ/円】:ユーロの戻り売り方針変わらず。
ユーロ/円は寄り付き安値、高値引けの陽線引けとなり、単体では上昇エネルギーの強いものとされていますが、7/30に付けた121.38を直近高値とする上値抵抗が117.40-50にあり、上値を切り下げる流れに変化が認められません。118円台に実体を戻さない限り、上値余地も拡がり難い状態です。一方で116.00-10に強い抵抗が出来ており。これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難いでしょう。買いは様子見か115.80に損切りを置くなら116.40-50以下の押し目を待って軽く試し買い。売りは117.40-50で戻り売り。損切りは短期トレンドが変化する118.20で撤退です。これが付いた場合でも4/17に付けた126.81を起点として上値を切り下げる流れに変化が認められず、120円台で終えない限り下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。1.1150超えに戻さない限り、戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは久々に2手連続陽線が出ています。上値余地を探る動きに繋げていますが、トレンドの変化が認められないので、1.1040-50で売り向かい。損切りは1.1110で一旦撤退するか、短期トレンドをニュートラルな状態に戻す1.1160に置く必要があります。これが付いた場合でも1.1250超えで終えるまでは下値リスクを残します。買いは様子見か、1.0960-70の押し目を待って軽く買い狙い。損切りは1.0920で浅め撤退です。
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