2019年9月3日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ドル/円は小陽線で続落を食い止めています。8/1に付けた109.32を起点として上値を切り下げて来た流れからは若干上抜けた位置をキープしていますが、週足は上値を切り下げる流れから上抜けておらず、106.70-80の抵抗を上抜けて越週するか、日足が107円台で終えない限り、上値余地も拡がり難い状態にあります。日足が下値を切り上げる流れを維持しているので、105円台からの突っ込み売りにも注意が必要でしょう。 ドル買いは様子見か105.60-70の押し目を軽く拾って105.30で浅めに撤退するか、105.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは104.40で撤退です。ドル売りは106.50-60で戻り売り。損切りは短期トレンドが変化する107.10で撤退です。 日足の上値抵抗は106.30-40、106.60-70、106.90-00に、下値抵抗は105.60-70、105.00±10銭にあります。
【ユーロ/円】：ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/円は小陰線で終えています。単体では下げ余力の強いものではありませんが、上値を切り下げる流れを変えておらず一段の下落リスクに注意が必要です。買いは引き続き様子見です。売りは116.80-90で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を117.20-30近辺まで見て置く必要があります。損切りは117.60で一旦撤退です。短期トレンドは118.50超えに値を戻せばニュートラルな状態に戻しますが、120.50超えに日足の実体を戻さない限り、下値リスクを残します。強い上値抵抗は117.20-30に、下値抵抗は115.00-10、114.80-90にあります。
【ユーロ/ドル】：ユーロの戻り売り方針で。
ユーロ/ドルは6手連続陰線引けとなり、上値を急角度で切り下げています。この間に2手前の陰線が1.1000割れで終えており、新たな下落リスクが生じています。買いは様子見です。売りは1.0980-90で軽く売って1.1020で浅めに一旦撤退するか、1.1030-40の戻り待ちとします。この場合の損切りは1.1060で撤退です。短期トレンドは1.12台を回復しない限り変化しません。
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