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【ポンド米ドル】ポンドは動意のマグマを蓄積中か

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

8月16日(金)ポンド/ドル

基調
方向感模索

目先の注目材料
・米長期金利、国際商品価格

ポンドは動意のマグマを蓄積中か

ポンドは値動きが大きく、かつ激しい事で知られる通貨だが、8月前半のポンド相場の変動は、世界の株式・債券市場が大きく変動する中にあって意外にも小さい。
対ドルで見ると1日から15日までの値幅は200pips弱しかなく、現値から計算した変動率は約1.6%に留まる。
ユーロの約2.0%、豪ドルの約2.8%、スイスフランの約3.2%、円の約4.0%に比べても値動きが小さい事がわかる。
その理由はいくつか考えられるが、英議会が7月後半から夏季休会に入った事で、英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitに絡む動きが表面的に止まった事が大きいだろう。
ただ、ここにきて9月3日の議会再開に向けて水面下の動きも出始めた。
14日には、英最大野党・労働党のコービン党首が、「合意なき離脱」を防ぐため、早期にジョンソン内閣への不信任案を提出する方針を固めた事が報じられた。
英議会における与党の議席数は、実質的に野党を1議席上回るのみであり、与党内の反ジョンソン勢力の存在を考えると不信任案が可決される可能性は十分にある。
「合意なき離脱」も辞さない構えのジョンソン内閣に対する不信任案の可決は、ポンドにとってはポジティブかもしれない。
ただ、「2度目の国民投票実施」を主張するコービン氏への風当たりも強い。
ジョンソン内閣に対する不信任決議が下ったとしても、労働党以外の勢力からコービン暫定内閣の誕生に承認が得られるかは未知数だ。
8月も後半に入り、ポンド相場がBrexitを巡る英国政治に振り回される時が再び近付いているように思える。
前半の小動きは、来るべき大変動に向けた「マグマ」の蓄積と見る事もできそうだ。