※「外為トレーダー統計」は2021年5月27日(木曜日)をもって更新を終了いたしました。長らくご愛読いただき、ありがとうございました。
日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!
外為どっとコム53万会員のいまがわかる(※1)。
※1 数値はすべて稼働顧客のみを対象としたものです。
目次
【特集1】4月相場全国対決
1.1 4月相場全国対決 1人あたり取引数量トップ5(単位:千通貨)
1.2 4月相場全国対決 勝率トップ5
1.3 4月相場全国対決 ペイオフレシオトップ5
1.4 4月相場全国対決 1人あたり獲得pipsトップ5
【特集2】全国ルーキー対決!
2.1 全国ルーキー対決 1人あたり取引量トップ5(単位:千通貨)
2.2 全国ルーキー対決 勝率トップ5
2.3 全国ルーキー対決 ペイオフレシオ トップ5
2.4 全国ルーキー対決 1人あたり獲得pipsトップ5
結果まとめ
【特集1】4月相場全国対決
ドル/円相場は1月以降上昇が続いていたが、4月は4カ月ぶりに下落。
米3月雇用統計や米3月小売売上高などの経済指標は米国経済の急回復を示唆したが、ドルの上値は重かった。「インフレ上昇は一時的」「経済の先行きはなお不透明」などとするFRBのハト派的な見解が徐々に市場に浸透したようだ。
しかし月末には日本の機関投資家が外債投資に絡む円売りに動いたとの観測や、4都府県で緊急事態宣言が発令(25日~)されたことも起因して、円が全面安。 ユーロ/円に関しては約2年7カ月ぶりに132.37円前後まで上伸。 金融政策の正常化観測にゆれた4月の為替相場でした。
さて、特集1では4月トレードで好成績を残した地域を調査しました。
調査期間:2021年4月1日~4月30日
1.1_4月相場全国対決 1人あたり取引数量トップ5(単位:千通貨)
鳥取県 4月も安定の1位
4月相場全国対決、まずは1人あたりの取引数量です。
こちらは鳥取県が410.5万通貨でトップ、佐賀県が194.0万通貨で2位、滋賀県が140.1万通貨で3位となりました。
トップの鳥取県ですが今回も2位との差を200万通貨以上も広げ、1位を獲得。
2位と4位には前回ランク外だった佐賀県と福岡県の九州勢がランクインしています。
1.2_4月相場全国対決 勝率トップ5
勝率王 福井
次は勝率での全国勝負です。
こちらは福井県が76.8%で首位に立ち、高知県が71.0%で2位、奈良県が70.5%で3位となりました。
4月の勝率ランキングでも福井県が見事トップに。
前回ランク外だった高知県が今回は2位と躍進しました。
今後はどこの地域が福井の牙城を崩すのか見ものです。
※2 「プラスになった決済回数÷決済の総回数」で算出
1.3_4月相場全国対決 ペイオフレシオトップ5
長野県が2か月ぶりの1位
次はペイオフレシオでの対決です。 こちらは長野県が1.61でトップ、北海道が1.40で2位、岐阜県が1.29で3位と続きました。
前々回で1位だった長野県が2か月ぶりの1位を獲得
前回はランク外だった雪辱を晴らしました。
2位にも前回ランク外だった北海道が今回は見事ランクイン。
上位トップ5はいずれも節目の1.0を超えており、高パフォーマンスを発揮しています。
※3 平均利益額÷平均損失額で算出
1.4_4月相場全国対決 1人あたり獲得pipsトップ5
高知県 強豪鳥取県を出し抜く
4月相場全国対決、ラストの勝負は1人あたり獲得pipsでのランキング。
こちらは高知県が1728pipsで1位。 2位の鳥取県は1323pips、3位の長崎県は577pipsとなりました。
トップ2と3位以下に差がついた今回ですが、 強豪の鳥取を抑えて高知県が見事に1位を獲得しました。
勝率ランキングでも2位を獲得しており、トレンドが変化した4月の相場にうまく対応出来たのではないでしょうか。
※4 「獲得pips(マイナス含む)÷稼働顧客数」で算出
【特集2】全国ルーキー対決!
4月は新年度、日本では節目の時期です。特集2では、「2020年度全国ルーキー対決」と題し、2020年4月から2021年3月末までの期間で口座開設をしたルーキートレーダーに対象を絞って調査を行いました。
新型コロナで動いた相場を見てFXを始めたトレーダーはどのように立ち回ったのか、必読です。
調査期間:2020年4月1日~2021年3月31日
対象通貨ペア:全通貨ペアの合算
2.1_全国ルーキー対決 1人あたり取引量トップ5(単位:千通貨)
鹿児島県圧勝 西日本勢目立つ
まずは1人あたり取引数量でのランキングです。
こちらは鹿児島県が1110.9万通貨で首位、徳島県が506.6万通貨で2位、兵庫県が481.4万通貨で3位となりました。
2位徳島県に600万通貨の大差を広げ、鹿児島県が堂々の1位となりました。
ランクインした上位5件はいずれも西日本勢が占めています。
2.2_全国ルーキー対決 勝率トップ5
勝率では福島県がトップ
次は勝率のトップ5です。
こちらは福島県が68.3%で首位、高知県が67.5%で2位、徳島県が66.9%で3位となりました。
勝率では福島県が見事1位に輝きました。
取引数量で2位だった徳島県が勝率では3位と健闘。
5位に位置した埼玉県は外為総研新人Nさんの出身だとか。
2.3_全国ルーキー対決 ペイオフレシオ トップ5
高知県が高パフォーマンス
次はペイオフレシオでのランキング勝負です。
結果は高知県が1.17とトップ、続いて和歌山県が1.14で2位、兵庫県が1.12で3位となりました。
コロナ禍から始めたトレードで苦戦するトレーダーが多い中、上位5件は節目の1.00を超えるパフォーマンスを示現しました。
ペイオフレシオは平均利益額÷平均損失額で算出し、1.00よりも大きければ損小利大の傾向があると言えます。
ルーキーイヤーだけで終わらず、高パフォーマンスを維持しながら引き続きトレードを継続していただきたいです。
2.4_全国ルーキー対決 1人あたり獲得pipsトップ5
1人あたり獲得pipsでも高知県が1位に
全国ルーキー対決のラストを飾るのは1人あたり獲得pipsです。
こちらは高知県が1480pipsでトップ、福島県が476pipsで2位、宮崎が-347pipsで3位と、ペイオフレシオランキングに続き高知県がトップになりました。
福島県と約1000pipsも突き放し高知県は2冠を達成。
高知県はベテラン勢の活躍も目立ちましたが、黄金ルーキーの今後の行方にも要注目です。
今後の行方にも要注目です。