
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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『最新のドル/円相場を解説』
最新のマーケット情報まとめ
欧米時間のドル/円予想レンジ:161.600-162.900
<東京市場のドル/円>
東京市場のドル/円は、強含みの展開。イラン情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇する中でドル買いが優勢となり、一時162.46円前後と1週間ぶりの高値水準へ上値を伸ばしました。その後は、米軍のイランへの報復攻撃を終了したとの報道もあり、伸び悩んでいます。
<海外市場の見通し>
米国は、イランに対する新たな空爆を実施するとともに、米政府が一時的に認めていたイランによる原油販売について許可を取り消しました。こうした中東情勢の緊迫化が続くようだと、原油高によるドル買いが優勢となり、ドル/円は約40年ぶり高値162.84円前後の更新を視野に入れた展開となる可能性があるでしょう。なお、同水準では、円買い介入への警戒感が高まり神経質な値動きとなりそうです。その他、今夜は6月16-17日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されます。同会合では、政策金利の据え置きが決定されたものの、金利見通し(ドットチャート)で年内1回の利上げが示唆されるなどタカ派的な会合となりました。一方で、ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)新議長の方針により、声明からはフォワードガイダンスが削除されていました。今後の政策スタンスや運営方針を探るうえで注目が集まります。
<今夜のイベント>
7/8(水)
16:00 コッハー・オーストリア中銀総裁講演
20:30 ナーゲル独連銀総裁、ドレンツ・スロベニア中銀総裁講演
21:00 ムーラン仏中銀総裁講演
22:00 IMF世界経済見通し・改訂版公表
23:00 米5月卸売売上高
23:30 米EIA週間原油在庫統計
25:00 コッハー・オーストリア中銀総裁講演
25:40 シュレーゲル・スイス中銀総裁講演
27:00☆FOMC議事要旨
28:00 米5月消費者信用残高
※☆は特に注目の材料
<ドル/円チャート 15分足>

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外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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