今晩のNY株式市場は、引き続き中東情勢を受けた原油価格の動向が最大の焦点となる。エネルギーコストの上昇はインフレの再燃を招き、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利上げ観測が強まることが相場の重しとなる。ただし、足元の堅調な企業業績やAI関連株の力強さが相場を下支えするとの見方もある。また、マクロ経済の動向を探る上で、寄り前に発表される新規失業保険申請件数や、6月中古住宅販売件数が注目される。労働市場の減速を示す内容となれば、利上げ観測の後退が株価の支援材料となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、6月中古住宅販売件数など。企業決算は寄り前にペプシコが発表予定。(執筆:7月9日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
