
S&P500 日足チャート

外為どっとコムの「CFDネクスト」米国SP500 日足チャート
現在の状況
S&P500は10月29日に史上最高値の6,920付近を記録した後、反落に転じています。11月7日時点では6,720前後で、10日移動平均線(SMA10)を下回ったまま推移しています。RSI(9日)は21付近で50を回復できておらず、上昇の勢いが弱まっていることを示しています。短期的には「戻り売り」が優勢な局面と判断されます。
テクニカル分析でSP500を評価
現在の価格はSMA10を下回っており、同線も横ばいから下向きに変化しつつあることから、短期的な地合いは弱気方向に傾いています。RSI9が21前後という水準は「反発の余地はあるものの、勢い不足」を示しており、RSIが50を回復できるかが今後の強弱を占う重要なポイントとなります。
ローソク足の形状を見ると、上ヒゲが目立つ場面が増えており、戻り局面での売り圧力が強いことが読み取れます。
来週の想定レンジと重要水準
基本想定レンジ:6,650~6,820
上値抵抗帯
- 6,780~6,830:SMA10が位置する水準。終値ベースでこの水準を明確に上抜けるまでは、戻り売りが優勢
- 6,880~6,900:直近の戻り高値圏
下値支持帯
- 6,700:心理的な節目
- 6,650:下値の目処となる水準
- 6,600~6,580:さらに下げた場合の押し目候補
シナリオ別の展開
① 基本シナリオ:レンジ継続
6,650~6,820の範囲で揉み合いが続く展開。SMA10が上値の抵抗として機能し、RSIは30~40の範囲で推移すると想定されます。明確な方向感が出るまでは、レンジ内での短期的な逆張り戦略が有効でしょう。
② 上振れシナリオ:反発の再開
条件:終値でSMA10を上抜け、かつRSI9が50を超える
目標:6,880~6,920の戻り高値を試す展開へ。この水準を上抜けて終値で定着すれば、6,970方向への上昇余地が広がります。
③ 下振れシナリオ:調整の下落が続く
条件:6,700を明確に割り込む
展開:6,650まで下落し、水準割れの場合は6,600~6,580が次の下値目標に。ただし、RSIが更に低下すれば、売られ過ぎからの自律反発も入りやすくなるため、下押し後の切り返しには注意が必要です。
チャート分析 まとめ
来週は「SMA10が上値の壁、6,700が心理的な下値の支え」という構図の中で、6,650~6,820のレンジ内での推移が基本シナリオです。
反発継続の鍵は、SMA10の回復とRSI50超えの同時達成です。これに失敗すれば、6,650を再び試す展開、さらには6,600方向への調整が強まる可能性があります。
補足:テクニカル指標の解説
10日移動平均線(SMA10):過去10営業日の終値平均で、短期トレンドの方向性を示します。価格がこの線より上にあれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンドの可能性が高まります。
RSI(相対力指数):過去9日間の値動きから買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する指標です。一般的に70以上で買われ過ぎ、30以下で売られ過ぎと判断されます。50を境に強気・弱気が分かれます。
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