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ドル円はまだ下がる?悪化する米経済指標と政権リスクが重しに 2025/8/8(金)志摩力男 FX/為替 #外為ドキッ

 

ドル円はまだ下がる?【外為マーケットビュー】

動画配信期間:公開日から2週間

外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

動画の内容抜粋

先週の予想と実際の結果
- 先週はドル円が底入れして156円方向に向かう可能性があると予想
- 日銀で植田総裁がハト派的だったことで150円90銭まで上昇
- しかし翌日の悪い雇用統計で大陰線が出て、予想が否定された

雇用統計の大幅下方修正
- 合計25.8万人の大規模下方修正(2020年パンデミック以来の規模)
- 毎月数万人規模の下方修正が続いていたが、市場は無視してドル買いに反応していた

トランプ政権の対応
- 雇用統計の下方修正を受けて、トランプ大統領が労働統計局長を解任
- 統計の信頼性への批判が高まり、ドル円下落の要因となった
- 一方で、統計の精度に問題があったのも事実

スティーブン・ミラン氏のFRB理事指名観測
- スティーブン・ミラン氏がFRB理事に指名される観測報道
- ドル円が50銭下落する要因となった
- ミラン氏は「国際通商体制の再構築に向けたユーザーズ・ガイド(手引書)」の著者
- このレポートはトランプ経済政策のバックボーンとされる
- 関税によるアメリカ経済再構築、ドル安政策を主張

結論
ドル円相場は重要な転換点にある。雇用統計の大幅下方修正、トランプ政権の統計機関への介入、ドル安政策支持者のFRB理事指名観測など、複数の下落要因が重なっている。国内外のエコノミスト間で見解が分かれているが、トランプ政権のドル安志向と経済成長率低下予想を考えると、中長期的にはドル下落圧力が強まる可能性が高い。ただし、日本側の構造的要因(貿易赤字、資金流出、金融政策)により、ドル円相場は複雑な動きを見せる可能性がある。

最新のマーケット情報

www.gaitame.com

お知らせ:YouTubeでも外為マーケットビューを配信中

外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

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志摩力男氏96_130.jpg 志摩力男 氏
慶應義塾経済学部卒。1988年ー1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地の有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍。
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