
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha
最新のマーケット情報まとめ
<ドル円相場の現状>
・147円70銭付近の高値から円買いドル売りに転じ、現在146円80銭台まで下落
8月5日の安値146円60銭を試している状況
・今週はレンジ相場だったが、上値の重さが際立っている
<テクニカル分析>
・147円80銭付近で上髭を伸ばして反落
・146円60銭を下抜けた場合、次のターゲットは145円80銭付近
・サポートゾーンを明確に下抜けると、ダブルトップのネックライン下抜けとなり、より下値圧力が高まる可能性
<相場下落の要因>
1. トランプ関税の不確実性
・相互関税が発動
・半導体製品に100%関税、医薬品に段階的250%引き上げなど個別関税が続々
・インドに25%追加関税
・中国にもロシア石油輸入時の追加関税を警告
2. 労働市場減速への警戒感
・サンフランシスコ連銀総裁:今後数ヶ月に政策金利の調整が必要になる可能性が高い
・クックFRB理事:雇用統計の過去2ヶ月分大幅下方修正が米経済の転換点を示唆している可能性
・ミネアポリス連銀総裁:年内2回の利下げを見込む
<本日の注目材料>
・米新規失業保険申請件数
・ボスティック総裁講演
・米30年債入札
・明日朝8時50分 日銀金融政策決定会合における主な意見が公表
<結論>
ドル円は上値の重い展開が続いており、146円60銭の直近安値が重要な節目となっている。トランプ関税政策の不透明感と米労働市場減速への警戒感などが上値を重くしており、今夜の雇用関連指標が相場の方向性を決める材料となる。
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『最新のドル/円相場を解説』
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。


