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S&P500はどこまで上がる?下がらない理由と今後の投資スタンスを考える 2025/7/28(月)井上義教【CFD予想】 #外為ドキッ

 

動画配信期間:公開日から3カ月間

動画で解説

CFD市場の相場分析ポイント解説

S&P500への注目と市場認識の変化

S&P500は全く下落する様子を見せず、多少の割高感があると考えていたが、これほど着実に上値を追う動きを継続するのであれば、個人的な割高感は世間一般には認識されておらず、そのような市場認識がすべて株価に織り込まれていると考えざるを得ない。

相場動向とテクニカル分析

先週の動きを振り返ると、月曜日と火曜日は落ち着いた推移だったが、水曜日に陽線で上値を追い、その後も全く下落しなかった。このような動きが延々と続くと、売り方も急いで買い戻しを行う必要がないという油断を誘うチャート形成となっている。

チャートは非常に強い状況を示しており、MACDも0ライン上側でデッドクロスとゴールデンクロスを繰り返しながら横ばい状態を維持している。これほど長期間にわたって0ラインの高い位置で横ばいを維持することは、相当しっかりとした上昇トレンドに支えられていることなくしては困難なチャートパターンであり、その強さは特筆すべきものがある。

他の商品との比較と投資戦略

その他の商品については、金は売りとも買いとも判断しかねる状況、銀は下押しの兆候があり危険性が高く、原油は強烈な陰線後に動きが鈍化して注目対象外、天然ガスは売りのタイミングとは言い難い状況だ。

チャートの観点から考察すると、S&P500の強さを認めざるを得ない状況だ。上値目標は明確ではないが、少なくとも従来通り下落しにくい状況が継続し、上値追いの動きに期待することが妥当と考えられる。少しでもトレンドが形成された際にはそのトレンドに追随する戦略で臨んでいく方針だ。

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井上義教 氏
株式会社チャートリーディング 代表取締役 昭和39年東京都生まれ。 昭和63年大阪大学経済学部卒業、同年大和銀行入行、平成3年よりロンドンの証券現法にてディーリング業務に従事。 平成15年に退社するまで為替・債券・スワップ市場を歴任、チーフディーラーとしてチームを統括。 平成28年 株式会社チャートリーディング設立とともに代表取締役に就任。
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