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ドル円午前の為替予想、注目の米6月CPI トランプ関税の影響を確認できるか 2025/7/15

午前の為替予想は… 注目の米6月CPI トランプ関税の影響を確認できるか

作成日時 :2025年7月15日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 中村勉

ドル円予想レンジ

146.700-148.700円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。米長期金利の上昇を支えに147.78円前後まで上値を伸ばしたが、翌日に米6月消費者物価指数(CPI)を控えており結果を見極めたいとの思惑から6月23日以来となる148円乗せを試すには至らなかった。

本日発表の米6月CPIは2カ月連続で前月からインフレの伸びが加速すると予想されている。ただ、トランプ関税の影響が本格的にインフレに反映されるのは夏以降との見方が強い。このため、CPIが6月時点で予想以上の伸びを示せば米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げがさらに後ずれするとの観測が強まることになろう。一方で、予想を下回る結果となった場合はドル売りで反応しそうだが、「関税の影響がまだ反映されていない」との見方からドル/円の下値は限定的となりそうだ。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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