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ドル円午前の為替予想、地政学リスク後退で上値は重いが下押し材料も少ない 2025/6/25

午前の為替予想は… 地政学リスク後退で上値は重いが下押し材料も少ない

作成日時 :2025年6月25日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

ドル円予想レンジ

144.000-145.600円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約0.8%下落。米国の攻撃に対するイランの報復が限定的なものに止まったことや、イスラエルとイランが停戦に合意したと伝わったことで『有事のドル買い』の巻き戻しが優勢となった。またこの日は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の米下院金融サービス委員会での発言がややハト派に傾いたと受け止められたことも相まって、ドル/円は一時144.52円前後まで下落した。
イスラエル・イラン情勢の鎮静化やFRBの追加利下げ期待がやや高まったことでドル/円の上値が重い状況は続きそうだ。パウエル議長は昨日の議会証言で、あらためて利下げを急がない考えを示したが、インフレが思ったほど上昇しない場合や雇用情勢が悪化する場合は、より早い時期に利下げを行う可能性があると述べた。本日は、米カンザスシティ連銀のシュミッド総裁が講演を行う。今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を持ち、タカ派として目されている同氏の発言に注目したい。シュミッド総裁が7月利下げに前向きな姿勢を示さなければドルをさらに売り進める材料も少ないため、ドル/円は144円台後半から145円台前半を中心に方向感を模索する動きとなりそうだ。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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