【ドル/円】上値の重い展開。下値抵抗にも注意。
直近の日足は東京市場(9:00am)で前日足から下寄りのスタートとなり、陰線で終えています。米卸売物価指数が落ち着きを示すものであったことや、新規失業保険申請件数の増加で雇用市場悪化懸念からドル全面安となりました。
上値の重い感がありますが、現状は下値抵抗を守っており、反発に転ずる可能性を残した状態にあり、突っ込み売りにも注意が必要です。但し、143.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は、4/22に付けた139.89を基点とする短期的なサポートラインを下抜けて、下値リスクがやや高くなります。142円を割り込んで終えた場合は140～141円台の下値抵抗の厚さを再度確かめる動きが強まり易くなります。逆に、145.70-80の抵抗を上抜けて終えた場合は、下値リスクが若干後退して来週も上値余地を探る動きが継続します。
ドル買いは損切りが付いたので1日様子見か143.10-20で押し目買い。損切りは142.70で浅めに一旦撤退です。ドル売りは様子見か144.60-70まで引きつけて。損切りは145.20で撤退です。
日足の上値抵抗は144.10-20，144.60-70，145.40-50，145.70-80に、下値抵抗は143.00-10，142.40-50，142.00-10にあります。
© 2025 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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