動画配信期間:公開日から2週間
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
主要ポイント
ドル円の中長期トレンド
- 米中貿易協議合意後に急騰したが、その後はダウントレンドが継続
- 当初は日本のファンダメンタルズ悪化による円安予想があったが、トランプ政権の「新プラザ合意」的な政策によりドル売り相場に転換
- 基軸通貨としてのドル高が製造業衰退を招き、アメリカのファンダメンタルズを悪化させているとの認識
今後の見通し・投資戦略
- 関税影響による消費打撃でFRBの対応が注目される
- 金利高とドル安が同時進行する可能性(従来の相関関係とは逆)
- アメリカのクレジット不信により「金利上昇→ドル下落」の新たな相関関係
- ドル円140円割れ、130円方向への下落リスク
- ドル上昇時は戻り売りの姿勢
- 6月以降のインフレ指標に要注意
結論
従来の「アメリカ金利上昇→ドル高」という相関関係が崩れ、アメリカの財政・信用不安により「金利上昇→ドル安」という新たな局面に入っている。トランプ政権の減税・関税政策により財政赤字が拡大し、長期金利上昇圧力が高まる中で、ドル円は140円割れから130円方向への下落リスクが高まっている。
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外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

慶應義塾経済学部卒。1988年ー1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地の有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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