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大口投資家の動向は?「ドル円 トランプ関税に翻弄される ネットロングは過去最大」【最新IMMポジション】2025/4/14

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットロング大幅に増加

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットロング大幅に増加】
4月8日時点で円のポジションは、ドルに対して約14.7万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングが大きく積み増され、ショートが大きく取り崩されたことから、ネットロングは前週から約2.5万枚増加し。ネットロングは過去最大となった。
期間中のドル/円相場は、米国による予想以上に厳しい内容となった相互関税の公表を受けて一時144.55円前後まで下落した。
トランプ関税の影響で米経済が「リセッション(景気後退)」に陥るとの懸念から、投機筋は円先高観を強めているようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング増加】

4月8日時点でユーロのポジションは、ドルに対して約6.0万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングが積み増され、ショートが取り崩されたことから、ネットロングは前週から約0.8万枚増加した。
期間中のユーロ/ドル相場は、トランプ政権の厳しい相互関税を受けてドル売りが強まると、一時約半年ぶりとなる1.11ドル台まで上昇したが、トランプ大統領が関税政策について交渉に応じる姿勢を示したことで1.09ドル台まで押し戻された。
米国の関税政策を巡り、米国に対する市場の信認が低下していることがドル売りの一因で、投機筋はユーロ先高観が強めたようだ。


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IMMポジション


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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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