午前の為替予想は… 米景気減速懸念でドル売り 米祝日で様子見ムード漂う
作成日時 :2025年2月17日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉
ドル円予想レンジ
151.500-153.000円
前日の振り返りとドル円予想
14日のドル/円は終値ベースで約0.3%下落。米国の国内総生産(GDP)の約7割を占める個人消費の動向を示す、米1月小売売上高が市場予想を大幅に下回る結果を受け、米長期金利の低下とともに一時152.03円前後まで下落した。なお、GDPの算出に使われる飲食店と自動車、建材、ガソリンを除いたコア売上高は前月比-0.8%と2023年3月以来となる大幅な減速だった。
本日は米国がプレジデンツデーで祝日のため、株式、債券市場が休場。外国為替市場もNY時間は市場参加者の減少が見込まれることから、様子見ムードが強くなりそうだ。152円台後半では200日移動平均線(152.71円前後)や日足一目均衡表の転換線(152.86円前後)が位置しており、上値目途として意識されやすい。一方で、2月上旬の下落局面では150.92円前後で反発したことから、151円台では下支えされそうだ。
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中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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