動画配信期間:公開日から2週間
エコノミストとして活躍するエミンユルマズ氏に、米トランプ大統領就任演説、また大統領令で為替相場がどう動くのかについて伺いました。
※本動画は対談のダイジェストです。本編は近日中に別途公開予定です。
※動画の後半でふれた「お知らせ」について、近日中にご案内する予定です。
動画の内容 抜粋・まとめ
トランプ大統領就任に関する為替への影響について:
1.トランプ政策の実行度合いがポイント
選挙キャンペーン中の発言をどこまで実行に移すか
過去の経験から、発言ほどドラスティックな行動はしない傾向
プラグマティスト(実用主義者)的な性格
2.主な政策の影響
関税政策が最も重要で、じわじわと効いてくる可能性
移民政策については新しい条例が出る可能性
安全保障面での突発的な発言のリスクはあり
3.為替相場への影響予測
ドル高基調は継続する見込み
各国のドル調達ニーズが高い
原油高も影響
ドル円相場は大きく動かない見通し
150円台前半(153-154円)までは行く可能性
すぐに元に戻る可能性が高い
クロス円は下落の可能性
ユーロ円、豪ドル円、豪ドル円、カナダドル円、メキシコペソ円に注意
結論:
トランプ大統領就任後でドル円相場は大きな変動はなく、レンジ内での推移が予想される。日本円は他通貨に比べて相対的に安定した通貨として位置づけられる可能性が高い。これは日本が現時点でトランプ政権の標的となっていないことと、円のポジショニングがニュートラルであることが要因だろう。
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エコノミスト、グローバルストラテジスト
トルコ・イスタンブール出身。1996年に国際生物学オリンピック優勝。
97年に日本に留学し東京大学理科一類合格、工学部卒業。同大学大学院にて生命工学修士取得。
2006年野村證券に入社し、M&Aアドバイザリー業務に関わる。
2024年にレディーバードキャピタルを設立し、代表を務める。
現在各種メディアに出演しているほか、全国のセミナーに登壇。文筆活動、SNSでの情報発信も積極的に行っている。

神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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