
ドル/円、156円台へ下落…植田日銀総裁「来週の会合で利上げを行うか議論する」
欧米時間のドル/円予想レンジ:156.600-158.800円
東京市場のドル/円は、157円台前半へ反落する展開。序盤には158.08円前後の高値を付ける場面もありました。ただ、植田日銀総裁が「来週の会合で利上げを行なうか議論する」などと発言したことを受けて円買いに傾くと欧州市場には156.71円前後まで下落しました。
今夜は米12月消費者物価指数(CPI)が発表されます。市場予想は前年比+2.9%と前回(+2.7%)から伸びが加速すると見られています。また、コアCPIは前年比+3.3%と前回(+3.3%)から横ばいと予想されています。仮に、昨日の米12月生産者物価指数(PPI)に続いてCPIも予想を下回る結果になればインフレ再加速への警戒が和らぎドル売りで反応する可能性があるでしょう。その場合、ドル/円は156円台の下値を探る展開となりそうです。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、158円台の上値が重く10・20日移動平均線を下抜ける展開となってます。昨年12月以降は156円から158円程度のレンジが続いています。さらに下落した場合に156.00円付近で下げ止まるか、ブレイクして下落の勢いを強めるかがポイントです。
ドル円 日足チャート

この後の経済イベント
1/15(水)
21:00 JPモルガン10-12月期決算
21:30 ゴールドマン・サックス10-12月期決算
22:00 シティグループ10-12月期決算
22:30☆米12月消費者物価指数
22:30 米1月ニューヨーク連銀製造業景気指数
23:20 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
24:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演
24:30 EIA週間原油在庫統計
25:00 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演
25:30 テイラー英MPC委員講演
26:00 グールズビー米シカゴ連銀総裁講演
28:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
----- OPEC月報
1/16(木)
09:30☆豪12月新規雇用者数
09:30☆豪12月失業率
※☆は特に注目の材料
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。

