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ドル/円、150円台後半へ持ち直し…日銀利上げ観測の下げは一巡(NY市場の見通し)2024/12/2 #外為ドキッ

 

ドル/円、150円台後半へ持ち直し…日銀利上げ観測の下げは一巡

欧米時間のドル/円予想レンジ:149.600-151.200円

東京市場のドル/円は、150円台後半へ持ち直す展開。序盤は、前週末の安値(149.47円前後)を前に下げ渋りました。その後は米長期金利が上昇したことによるドル買いや、日本株高を意識した円売りで150.75円前後まで切り返しました。欧州市場に入ると米長期金利が反落。ドル売り・円買いに傾くと一時150.05円前後まで押し戻されています。

足元のドル/円は、一目均衡表の雲上限(149.50円台)をサポートに150円台へ切り返す展開となっています。先週は米感謝祭前の持ち高調整などから5円程度下落しただけに休暇明けのNY勢の動きが注目されます。また、今夜は米11月ISM製造業景況指数が発表されます。市場予想は47.6と経済活動の拡大・縮小の分岐点(50.0)を下回るものの前回(46.5)から回復すると見られています。その後のウォラー連邦準備制度理事会(FRB)理事とウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の講演も、12月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを巡る手掛かりとして注目されるでしょう。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、200日移動平均線を上値抵抗に伸び悩んだ後、大陰線を伴って150円を割り込みました。10・20日線がデッドクロス、RSIが50ライン割れとなっており、売り圧力が強まっていることが分かります。前日安値を下抜ける動きとなれば下値リスクが高まり80日線をターゲットにした値動きとなりそうです。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

12/2(月)
19:00 ユーロ圏10月失業率
23:45 米11月製造業PMI・改定値
24:00 メキシコ11月製造業PMI
24:00☆米11月ISM製造業景況指数
24:00 米10月建設支出
29:15☆ウォラーFRB理事講演
30:30☆ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演

12/3(火)
09:30 豪7-9月期経常収支
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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